1950~60年代前後以降に製造されたデンマーク製ビンテージのダイニングチェア4脚セット。
木部は、現在では使用することが難しい大変貴重なローズウッド材です。
ハーフアームの形状は、アームがありながらもテーブルの中に半分ほど椅子を収納できる便利な作り。お部屋のスペースを有効に利用できるのも良さの一つです。
無垢のローズウッド材で贅沢に組まれており、特にY字の後ろ脚は、無垢材から大きく削り出された非常に贅沢な作り。
アーム周りの美しい意匠や、僅かに内側に絞りながら伸びる後ろ脚の形状は、カイクリスチャンセンのNo.42を彷彿とさせるデザイン。ローズウッドと相まってシャープで美しいデザインです。
44×25cmと程よいサイズの背もたれが、腰から背中の部分をしっかりと支えつつ、後ろ脚のカーブに合わせて僅かに傾斜しておりますので、リラックス感もあり、お食事後にハーフアームに肘を置いてコーヒーを楽しんだりと寛ぎながらお使い頂けます。
とても座り心地の良い椅子です。是非、実際にお確かめください。
座面は板張りの上にウレタンの組み合わせで、ウレタン交換の際に、単価の高い高密度ウレタンを使用しながら硬さの異なるウレタンを積層させて、硬すぎたり柔らかすぎたりしない様にしつつ、しっかりとした座り心地に改良を行っております。
*張地は、100年以上の歴史を持つスペイン ガストンダニエラ社の上質な生地にて張替えを行いました。
1mあたり¥19,140の生地を使用しており、リネンやレーヨン、コットンなど、質感や肌触りの良い素材がメインの生地の為、気持ち良くお使いいただけます。
チェアの製造は、座面裏に張られたブランドラベルより、ブーメランチェアでも有名なSlagelse Mobelvaerk社製。当時の品質保証を意味するDanish Furniture Makers Quality Controlの刻印入りの為、丁寧な作りです。
*60年近く前に製造された家具の為、メンテナンスでは、30年の経験を持つ専門の木工職人が、緩みの分解・再接着や、表・裏面、構造など、時間を掛けて細かくメンテナンスを行っております。