1950~60年代以降に製造されたカイクリスチャンセンのデザインによるNo.32ネイルチェア(チーク材)。
背もたれのカーブや、ちょうど良い位置にあるアームは、少し浅めにお座り頂いた際に両肘をのせて寛いだり、肘を置くだけでなく椅子を引くときや立ち上がる際にも、このアームがとてもつかみやすくなっています。
また、ハーフアームのデザインの為、アームが有りながらもテーブルに深く納める事が出来るのも良さの一つです。
構造上、こちらのチェアはオリジナルの状態では、座面の前方だけに負荷(体重)を掛けると、座面が取れてしまう可能性が御座いますが、お食事やお茶をする際に、少し前に座って使うことも多いと思いますので、専門的な知識の元、私たちの手で座面と本体に加工を行い、普段は見えない場所で見た目を損ねない形で有りながらも、しっかりと座面を固定していますので、安心してお使い頂けます。
木部はビンテージの雰囲気を活かして仕上げておりますが、元々のコンディションも良く、非常に綺麗に仕上がっております。
また、内部ウレタンの交換時には、手間・時間・コストを掛けて、硬さや厚みの異なるウレタンを重ねて、当店独自の方法で座り心地の改善を行っており、単価が非常に高い高密度ウレタンも使用しております。
ソフトで包み込まれるような背もたれと相まって、独特のホールド感と沈み込みの少ないしっかりとした座り心地で、非常に快適な座り心地に仕上がっております。
張替に使用した張地は、1949年創業のデンマークDanish Art Weaving社の100% pure new wool(1mあたり¥17,500+消費税)の上質な生地。ヨーロッパの色彩感覚ならではのパープルネイビーの美しい発色の生地と、経年変化したチーク材の組み合わせをお楽しみ頂けます。
販売価格(1脚あたり):こちらの商品は売り切れました。
W535 D535 H760 SH460(mm)
*体重によりますが着座時に1cm程、座面が沈みますので、お座り頂いた際の実感は45㎝程度です。また、脚をカットして高さを低く調整することも可能です。(もしくは当店作製の足置きと合わせて頂くのもお勧めです)
Kai kristiansen No.32 Chair Teak Danish Art Weaving / カイクリスチャンセン ネイルチェア デニッシュアートウィーピング