Grete Jalk France & son teak sofa Kjellerup Vaeveri / グレーテ・ヤルク フランス&サン チークソファ ケアロップヴァヴェリ
こちらの商品は売り切れました。
ありがとうございました。
1960年代前後に製造されたグレーテ・ヤルクのデザインによるビンテージの3シートソファ。女性のデザイナーならではの細かい配慮が行き届いた直線と曲線を活かした美しいデザインが特徴です。
チーク無垢材を多用して贅沢に組まれており、背面に細かく入れられた曲木のデザインも美しくお部屋の間仕切りのような形で背中を見せて設置して頂けます。
また、オイル仕上げの為、木部が自然でサラサラした触り心地です。
クッションはスプリング内方式。
背もたれはオリジナルのバネを使用。座面はバネを新規作製致しました。
ウレタンのメンテナンスでは、一度、バネだけの状態に戻して(古いウレタンなどを全部取り除き)各所のチェック、クッション内部のバネのカバーは、長持ちするように擦り切れに強い厚みのある素材でのまき直しを行い、新たに単価の高い高密度なウレタンと硬さの異なるウレタンを積層させてバネの当たりを抑えつつ、座面には通常は別途費用を頂いているスプリング内部の綿詰めも価格込みで追加していますので座面は硬めの仕上げですが、座面クッション下はチューブスプリングの仕様の為、ダブルのクッション性が有ります。
張地はデンマーク ケアロップ社の1mあたり¥26,510の上質な生地を5m程使用して張替済みです。
ウールとコットンの組み合わせで、落ち着いた色合いですが良く見ると色々な色がミックスされている質感のある生地。
マーチンデール100000回と耐摩耗性も高い生地です。
*デザイナーのグレーテヤルクは、王立芸術アカデミーでコーア・クリントから指導を受け、その後に独立。成形合板による美しいチェアは、MoMAの永久保存作品になっております。
ビンテージのGlostrup MobelfabrikのテーブルシリーズやこちらのFrance & sonのソファなどは人気の高い家具です。
また、France & Sonは1960年代前半に特に人気となり、グレーテヤルク以外にも、Finn Juhl(フィン・ユール)、Arne Vodder(アルネ・ヴォッダー)、Ole Wanscher(オーレ・ヴァンシャー)、Peter Hvidt(ピーターヴィッツ)など数々のデザイナーと多くの作品を生み出したメーカー。
France & DaverkosenからFrance & Son社へと名前が変わり、1960年代半ばにPoul Cadvoius(ポール・カドヴィウス)のCADO社に買収されておりますので、こちらのソファは1960年代前半に製造されたソファです。
■フルメンテナンス・オイル仕上げ済み。
ご購入後、オイルやワックスを塗り重ねて、この先の自分だけの経年変化をお楽しみ頂けます。
*ビンテージ商品のご購入の注意点とお届けまでの流れについて。
アームの先端は掴みやすく腕から手のカーブに優しく沿うようにソファのアームもカーブが掛けられており、前脚は中央から両端に向けて先細に絞られた有機的なデザイン。
座面や背もたれクッションを支える直線の木部にも、座と背のクッション受けるように優しくカーブが掛けられています。
座枠の内側はクッションを面で受けるように木部を直線にしつつ、外側部分は半円形で柔らかい印象になるようにデザインされています
クッションはファスナー無しの仕様で仕上げていますので、サイドや背面がより美しく仕上がっています。
座面クッション下部分の座枠内側(茶色いチューブスプリング付近に数か所)若干の凹みが御座いますが、クッションを置くと隠れて見えなくなる部分です。
木部のコンディション撮影の為、上記の茶色いオリジナルのチューブスプリングのままで撮影を致しましたが、オリジナルのままでは延びている部分も御座いましたので、座り心地をより良くする為に当店でストックしていた下記の新品のチューブスプリングに1本1本交換を行い全交換しています。
透明のスプリングが新品のスプリングです。
背もたれのクッションを置く場所の為、普段は見えない部分ですが、背もたれ内側に僅かに落としきれずに残ってしまった小傷が御座います。
~メンテナンス前の写真~
下記の状態からメンテナンスを行い、上記の様に綺麗に仕上げております。