VINTAGE

Deskのメンテナンス

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~入荷時の状態~

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全体的に色ムラや小傷、ヘコミや動作の不良・ガタツキが御座います。

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一度全てパーツ毎にバラバラに分解致します。

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取っ手や引き出し底板も全て取り外します。
取っ手を固定しているネジの緩みを直したり底板の汚れを取り除いたり、日本の四季に合わせた引き出しの動作の調整、接合部分の再接着なども行います。

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真鍮パーツを磨く為に一度取り外します。
(ご希望に合わせて磨いたり、磨かなかったり、磨いて錆止め塗装をしたり、経年変化を楽しめるように塗装をしなかったりと、金具一つとっても、様々な内容を行っております)

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蛇腹の扉は、1本1本削り直したり調整する為に、全部バラバラにします。

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蛇腹の扉のパーツ1本1本に歪みや反りが無いかチェックしたり直す為に、1本ごとに全面(4面)チェックして直していきます。

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鉋で調整していきます。(傷も落とします)

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表面に傷も無くなり、1本1本調整済みの為、扉として並べて組み直した時の見た目も均一でとても美しく、開閉動作も非常にスムーズになります。

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小さなパーツも同じクオリティーで仕上げ直しています。

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脚部などは、ただ削り直すだけでなく、当時恐らく機械でざっくりと仕上げていた先細の角度を、手鉋とペーパーで揃えて、美しく仕上げ直しています。

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脚部のトップは、天板裏との接地面がぴったり合うように、水平を出して調整します。

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また、オリジナルの状態からさらに強度が出るようにダボを追加していますので、強度が増して、より末永くお使い頂けるようになります。
完成した状態では見えない部分なので、お伝えしなければ分からない箇所ですが、見た目を損なわない様にしつつも、どうしたらより末永くお使い頂けるのかを考えて、修復しています。

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全面研磨(天板裏やどの面も、同じ丁寧さで研磨しています)

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他にももっと細かい調整を沢山行っておりますが、こちらのように1週間近い時間を掛けて丁寧に作業を行っており、ただ削り直すだけではなく、オリジナルの意匠(直線やカーブの角度、デザインの美しさ)は大切にしつつ、そのままでは強度的に不安な部分に専門的な木工の知識の元、細かい部分まで職人が手を入れて補強(再接着)やメンテナンスを行っておりますので、より安心してお使い頂けます。