J.L.モラー ローズウッド ラウンドダイニングテーブルの修理のご依頼
お客様が長年大切に使用されていたJ.L.モラーの貴重なローズウッドのラウンドダイニングテーブルの再仕上・修理のご依頼を頂きました。
長年使用されていたテーブルの為、表面材の浮きや剥がれ、細かい傷が沢山あったり、塗装が剥がれてしまっている部分が御座いました。
突板が薄くなっていたり剥がれていた部分は、パテ埋めだと目立ってしまうのと、浮いている部分の補修もあり、周辺の突板もかなり薄くなっていますので、問題の部分に新たに突板を張りなおして補修をしていきます。
下記のように張りなおした後に、塗装後に出来るだけ馴染むように、木目の方向や流れを揃えたり、塗装前に木目を書いて細かく調整をしていきます。
パテの補修だと直ぐに終わりますが、こだわって丁寧に細かく直しておりますので、突板の張り直しや浮きの直しだけでも、1日掛かりの作業です。
その後、全体も研磨していきます。
脚部も研磨後、深い傷を埋めて補修をしていきます。
幕板の突板も細かく沢山の剥がれや浮きが御座いましたので、一つ一つ浮きを直して突板を張りなおして補修をしていきます。
数工程に分けて塗装をしていきます。
~メンテナンス・完成後~