神奈川県横浜市にて店舗を持ち、一つ一つ真剣に取り組んでいる、家具メンテナンス。
Deco Bocoという店舗の名前には、輝きを失いガラクタになってしまった物やヴィンテージ家具(ボコ/Boco)を、アールデコのような美しい物(デコ/Deco)に再びよみがえらせる、といった意味がこめられております。ひとつずつ古くなった家具に手を施し、丁寧にメンテナンスを行い、商品として店頭に並べています。
当店のメンテナンスは、数時間で終わるような簡易的な再仕上や修理を行うのではなく、表面はもちろん、内部を綺麗にしたり、動作や構造も含めて丁寧に時間を掛けて修復を行っております。
また、当店の職人は30年以上の経験を持つ横浜家具の職人。江戸時代の開港から脈々と続く横浜家具の歴史は、開港時に海外から持ち込まれた家具の修復からスタートし、鉋を用いた伝統的な家具作製まで、長年受け継がれ、積み重ねてきた伝統的な技術を用いて、正しい木工の知識の元、北欧やヨーロッパのビンテージの素晴らしい家具を、日本人の細かな技術で、製造時や現在の新品よりも良い状態を目指して、ヴィンテージ品も出来る限り気持ち良く、また、安心して末永くお使い頂きたいと言う思いでメンテナンスを行っております。
ヴィンテージ北欧家具の基本メンテナンス
販売を行っている商品は、1960年代前後以降に北欧にて製造されたヴィンテージのアイテムになります。
商品は、ヴィンテージならではの経年変化による木部の色味の良さ(飴色)が残りつつも、丁寧にキズを落としておりますので、綺麗でありながらもヴィンテージでしか味わえない独特の風合いに仕上がっております。 また、それぞれの状態や特徴を見極めメンテナンスを行っており、接合部分や構造のチェック・緩みの再接着・必要に応じて補強を施し、動作をスムーズに調整した後(指一本でも開閉できるように調整)、当時のムラの有る塗装やシミ・キズを研磨にて取り除き、オイルや塗装にて再仕上げを行っております。 その他、表面だけではなく、内部や裏側、背板など、普段は見えない部分も隅々まで綺麗にしております。
ソファーやミラー等のメンテナンス
ソファーはクッション材(ウレタン)の交換や、スプリング(バネ)の調整や錆止めも行っており、クッションカバーの張替も行います。 古いミラーの交換や特殊な加工が施されたガラスやミラーの作成、棚板やダボ穴の追加、家具の背面のチーク張り、コード穴の作成、脚のカット(水平調整も必ず行っております)なども行えます。
お客様のお持ちの家具の修理について
当店でご購入を頂いた家具の修理の他に、お持ちの家具の修理も承っております。
運送会社様やお引越し業者様のご依頼も承っております。
まずは概算でのお見積りを致しますので、現在の状態の分かるお写真と共にご希望の内容のご連絡をお願い致します。
(ダイニングテーブルやスモールテーブルの天板の再塗装や構造の修理、本棚の再塗装、ソファの全面研磨・再塗装・構造の修理、張替・内部クッション材の交換、脚のテーパーの掛け直し、脚のカット、椅子の張替・構造の修理など)
*今までに行った修理の一部ですが、下記画像をクリックして頂きますと修理内容の詳細をご覧いただけます。