Kai kristiansen No.42 Chair(Teak) / カイクリスチャンセン チーク
1950~60年代前後以降に製造されたカイクリスチャンセンのデザインによるデンマーク製ビンテージのNo.42チェア。
木部は現行にはない貴重なチーク材です。
背もたれは可動式で深く座ると背が立ち浅めに座ると寛げる作り。
背もたれの可動が大きいものは穴が広がってしまっている物で、当店ではメンテナンス時に背もたれ可動部分に当店独自の様々な工夫や加工を行っております。
また、座面はウレタンと布バネでお尻を支える作りの為、着座時にお尻に木の当たりが無くソフトな弾力性がある座り心地。
メンテナンスでは内部のクッションや布バネを交換するだけではなく、見た目の美しさを保ちつつも座り心地が良くなるように比重の高い高密度ウレタンなども組み合わせて座り心地の改善も行っており、座枠に対して座面の大きさが小さいと座面が前後に動いてしまいますがメンテナンス時にきちんとはまるように調整もしてあります。
張替に使用した張地は再生ウール糸やアクリル糸、また成長速度の速いユーカリの木を原料とする再生繊維リヨセル(テンセル)、廃棄されたペットボトルから作られた再生ポリエステル繊維を使用しており、生地代の一部はスコットランドの森林再生を目的として慈善事業団体(Trees for Life)へ寄付されるサスティナブルな生地。
1mあたり¥31,000ほどする上質な生地で、ネップのきいた生地はチーク材やビンテージ家具との相性も良く、柔らかい質感で気持ち良くお使い頂けます。
■フルメンテナンス・オイル仕上げ済み。
木部の傷もほぼ落ちており、とても綺麗に仕上がっております。
ご購入後にオイルやワックスを塗り重ねて、この先の自分だけの経年変化をお楽しみ頂けます。
また、構造上、背もたれの張替の際にアーム両サイドにある丸い木栓を取り除いて新しい木栓に交換が必要な作りになっておりますが、新しい木栓への交換時には復刻のデザインの様に切り落として木栓を平らにはせずに、オリジナルと同じように丸みを出して作製・交換を行っております。細かい部分まで拘りを持ってメンテナンスを行っております。
「オプション」
その他にも、ご希望に合わせて下記の写真の様に座面下の四隅に隅木を入れて接合部分の強度を高めたり、座面自体を固定する加工も行うことが可能です。(座面を固定すると、座面がひっくり返って取れてしまう事もありませんので、ご自宅で色々な方にお座り頂いても安心してお使い頂けます)隅木加工は別途費用が掛かりますので、ご希望の場合はお気軽にご相談ください。
*ビンテージ商品のご購入の注意点とお届けまでの流れについて。
下記でチェアと合わせているテーブルは当店オリジナルのテーブルです。
コンパクトなダイニングテーブルとしてお使い頂く以外にも、リモートワーク用のテーブルとしてもご注文を頂く機会が多いです。
https://www.deco-boco.com/item/others/23311