家具修理 ハンスウェグナー CH-22の後ろ脚の新規作製・交換修理のご依頼
お客様が大切に使用されていたハンスウェグナーデザインのビンテージのCH-22の修理のご依頼。
他店で購入をされたビンテージで、カールハンセンでは復刻した現行品とはパーツが異なるようで修理が出来なかった為、折れてしまった後ろ脚のパーツを当店で新規に作製して交換の修理を致しました。
(ペーパーコードも張替)
~お預かり時の状態~
接合部分の途中で、後ろ脚が両方とも完全に折れてしまっている状態です。
~メンテナンス中の様子(工程の一部です)~
当店で新規作製した後ろ脚に交換を致しますので、折れてしまった後ろ脚を取り除いたり分解をしていきます。
また、その過程でペーパーコードは張替となります。
パーツ毎に分解をしていきます。
折れてしまった原因を考え、より頑丈になるように、職人が材料を見極め、きちんと木取りして、パーツを新規に作製していきます。
~完成時の様子~
せっかくお預かりをしたので、他の木部も綺麗に。
後ろ脚は、あまり着色して他の部分の色合いと無理に色合わせをすると、着色した感じが出て不自然になりますので、自然に仕上げております。
ペーパーコードは、オリジナルと同じデンマークのアンレースタイプで張替。
ウェグナーがカールハンセンの為にデザインした初期の名作、CH22の美しい姿がよみがえりました。
また経年変化をお楽しみ頂きながら末永くお使いいただけます。
お客様がお持ちの家具の修理も承っております。
お問い合わせやご依頼が多く順番で行っておりますので、お時間が掛かってしまいますが、何か御座いましたらお気軽にご相談ください。