キャビネットのメンテナンスが完了し、店舗に展示致しました。
現在、商品のご注文やお持ちの家具の修理のご依頼、オリジナル家具のご相談や次回入荷商品からのお問い合わせなどが非常に多い為、新たに仕上がった商品を、なかなかホームページにてご紹介出来ておりませんが、1950~60年代以降に製造されたビンテージのキャビネットが新たに仕上がり、店舗に展示致しました。
とても綺麗に仕上がっておりますので、是非、店頭にてご確認ください。
W1000 D350 H1615 (mm)
(上部ブックケース W1000 D230 H845 / 下部収納 W1000 D350 H770)
素材:チーク材
Brantorps Mobelfabrik
*水拭きにて、毎日のお手入れをして頂けます。
こちらの商品は売り切れました。
ありがとうございました。
上下別々にお使い頂ける作りです。
上部を床置きして背面を見せてお部屋の間仕切りにしたり、寝室やお子さん用の本棚としてお使い頂いたり、下部収納は、食器棚や、小さなTVやオーディオ、飾りを置いたりと、別々の場所・用途でもお使い頂けます。
また、別々に使用せず、一体で使われる場合は、本体にダボ立ての加工を行ったり、背面にプレートを取り付ける事も可能です。
美しい組接ぎ。こちらはビンテージの北欧家具のほとんどがそうであるように、無垢ではなくチークの突板の構造となり、無垢で組接ぎした方が作るのは楽ではありますが、無垢の反りを考慮した作りにする必要があり、また当時も無垢のチーク材は高価でしたので、美しく見せる為に、手間をかけて仕上げたのだと思います。
*上段棚板は細かい高さの調節が可能な作りです。
また、こういった横幅が1000mm以上ある棚の場合は、横幅1000mm以上で棚板が1枚一続きよりも、中間に1枚仕切りがありますと、棚板を薄く仕上げる事が出来たり棚板自体の耐荷重や強度がより高くなりますので、本や少し重いものも収納して頂けます。
また、中間の仕切りがあることにより、背板を中心で固定出来ますので、よく見かける背板の反り(背板と棚板の隙間)が抑えられます。
背板も取り外して、内側や棚板一枚一枚の全てを綺麗に仕上げております。経年変化したチークの色艶や木目の美しさを感じて頂けます。
引き出しや引き戸の持ち手には、デザインのアクセントに金属のリングが埋め込まれております。
扉のレールも木製。ビンテージならではの良さを随所に感じて頂けます。
引き出し内部にはオーク材を使用しており、見えない部分にも拘りが詰まっております。
ビンテージ北欧家具の美しいデザインを壊さない様にしつつ、元々の構造にプラスして当店で見えない部分に加工や補強を加えて、より強度を高めております。