ハンスウェグナー ゲタマ デイベッドのメンテナンスについて(GE258、GE259、GE6、GE7)
最新の在庫状況は下記のページからご確認ください。
https://www.deco-boco.com/type/vintage/genre/designers-item/hans-j-wegner/daybed-ge258-ge259
2024年11月現在、チーク×ラタン丸脚、オーク×ラタン丸脚、チーク丸脚が入荷しております。
お客様がお持ちのデイベッドの張替も承っております。
お気軽にご相談ください。
・張替実績例
・張替後のイメージ
ハンスウェグナーのデイベッドのメンテナンス
当店では、30年以上の木工経験を持つ職人が構造も含めて、メンテナンスを致します。
画像で確認できる木部の傷や破損等は、私たちの持っている技術を最大限活かし、出来る限り細かく修復させて頂きます。
北欧ヴィンテージの素晴らしい家具を、日本人の細かな技術で、製造時や現在の新品よりも良い状態に致しまして、ヴィンテージ品も出来る限り気持ち良く、また、安心して末永くお使い頂きたいと言う思いでメンテナンスを行っております。
具体的なメンテナンス内容については、お問合せを頂いた際にご説明を致しますので、お気軽にお問い合わせ下さい。
ハンスウェグナー デイベッド
メンテナンスオプション(別途費用にて)
✴︎それぞれのメンテナンス費用に関しましてはお問い合わせください。
座面硬さ調整
私たちは、お客様にできる限り良い状態で、長くご使用頂ける様、高密度のウレタンをメインで使用しており、
柔らかすぎず、ソファとしても、ベッドとしても心地よいクッションを目指して張り替えを行なっております。
その工程の中で、座面の硬さ調整が可能です。
より硬い座り心地をご希望のお客様は、
バネのスプリングに詰め物を入れて硬くするオプションをお勧めしております。
このようにスプリング1つ1つに綿もしくはウレタンなどを詰めていきます。
そうすることにより古くなったスプリングのヘタリを抑える効果もあります。
~詰め物をしている様子~
沢山ある穴の最適な場所に、一つ一つ詰めていきます。
膨大な量の為、1~2時間ではとても終わりません。
何時間も掛けて追加していきますので、非常に根気と時間のかかる作業です。
写真が唯一の方法ではなく、最適な方法でスプリング1つ1つに綿もしくはウレタンなどを詰めていきます。
そうすることにより古くなったスプリングのヘタリを抑える効果もあります。
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分解・組み立てサービス
本体を分解して搬入し、室内で組み立てを行うことができますので、細い通路や階段、エレベーターなど、
経路が狭い場合でも搬入可能です。
✴︎分解をしましても搬入できない場合がございますので、あらかじめ搬入経路や、商品サイズのご確認をお願い致します。
✴︎店舗スタッフによるお届け可能地域限定のサービスです。詳細はお問い合わせください。
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ベッドシーツ作製
ベッドとして使用する際にご使用頂ける、ベッドシーツを作製致します。
シーツを使用することで、座面の生地を汚してしまうリスクが少なくなります。
また、生地のお持ち込みも可能です。
取り外し可能な仕様ですので、洗濯できる生地をお選び頂きますと、繰り返し綺麗な状態でご使用頂けます。
✴︎洗濯可能な生地の場合でも、洗濯後に生地が縮んでしまう可能性がありますので、あらかじめご確認をお願い致します。
こちらの様な木のプレートを入れて、ソファの奥に挟み込んで固定します。
洗濯をする際の出し入れの為に、マジックテープで簡単に開閉を行うことができます。
上記プレートの反対側のシーツ前端には、この様な細長い木を入れ込み、
普段使用しない時は、この木の棒にくるくると巻きつけて、背もたれの中に収納しておけます。
写真の様に、木の棒の先にゴムを付けることで、シーツを広げたり巻きつけたりする際に、
両側面の木部を傷つけにくくなります。
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新規座面クッション作製
内部のクッション材の交換だけでなく、新規のバネも製作致します。
✴︎取り外し可能なクッションタイプのみのオプションです。
こちらが新規で製作したバネです。
ビンテージのものに比べ、スプリングの線も太く、より丈夫かつ座り心地も良く(硬く)なります。
この後は、通常通りの仕様で、クロスや高密度ウレタンを使用して、クッションを作製していきます。
(詳細は下記「その他通常のメンテナンス」をご覧ください)
こちらの新規のバネに、上記の詰め物を行い、さらに硬い座り心地にすることも可能です。
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アームクッション作製
デイベッド専用のアームクッションを作製致します。
GE-259に使用して頂くと、より快適にデイベッドを使用して頂けます。
サイドを背もたれにしてソファの上に足を伸ばしたり、枕にしたりと様々な形でご使用頂けます。
また、写真の様にアームクッションの生地の色を変えて、ツートーンの配色を楽しむこともできます。
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その他通常のメンテナンス
別途料金のオプションでは無く、普段行う通常のメンテナンスをご紹介致します。
~木部のメンテナンス~
丸脚・角脚・背もたれラタンなど、それぞれ仕様が異なりますので、仕様とコンディションに合わせてメンテナンスを行います。
下記はマットレスの取り外しが出来る背もたれラタンのメンテナンス時の様子。
サビがひどい場合は、バネやバネを留めている金具のチェックや土台内側や裏側を綺麗にするためにメンテナンス時にバネを一つ一つ取り外し、出来る限り綺麗にしております。
新しく張り替えた座面のマットレスを気持ちよく置いて頂けるように、クッションが直接触れる木部の内側も綺麗にしています。
(この後、バネとクッションが直接触れないように、バネカバーを取り付けます)
上からただオイルを塗ったり塗装し直しているのではなく、
全面を研磨して小傷を落とし、再仕上を行っております。(籐部分も再仕上を行い、綺麗にしております)
また、取り付けの位置を細かく微調整して背もたれの上げ下げがスムーズになるように動作調整を行ったり、
構造も含めてメンテナンスを行っております。
〜座面クッションのメンテナンス〜
次にバネにクロスを張ります。
バネとウレタンが直に接触してしまうと、ウレタンへのダメージが大きい為です。
クロスも様々な種類があり、その中でも特に強度の高いものを使用していますので、より長持ちします。
バネが伸びて厚みが変わってしまっている場合は、バネを圧縮して厚みを均一にします。
圧縮をする理由として、整形や座り心地を良く(硬く)する為だけではなく、厚みの調整の為でもあります。
厚みの調整は、座面クッションのメンテナンスにおいて、非常に重要な作業です。
座り心地を良くする為に、むやみに圧縮したりウレタンを重ねたりしてしまうと、デイベッドが本来持っている理想の姿にはなりません。
厚みが薄すぎると、背もたれとの隙間が空きすぎてしまい、厚すぎると、背もたれが上に押し上げられてしまい正規の位置に収まらなくなってしまいます。
厚みだけではなく、横幅、奥行きもぴったりと収まるように、はじめに計算をして進めて行く必要があります。
クロスの上に綿を乗せて調整し、平面を出します。
その上からウレタンを重ねていきます。
生地を張る前に実際に枠に入れ、横幅・奥行き・厚み(高さ)がぴったりと収まっているか確認します。
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メンテナンス前後の比較
*画像はクリックをして頂きますと、拡大してご覧いただけます。
~メンテナンス前~
~メンテナンス後~
~メンテナンス前~
~メンテナンス後~
~メンテナンス前~
~メンテナンス後~
~メンテナンス前~
~メンテナンス後~
~メンテナンス前~
~メンテナンス後~
~メンテナンス前~
~メンテナンス後~
~メンテナンス前~
~メンテナンス後~
~メンテナンス前~
~メンテナンス後~
~メンテナンス前~
~メンテナンス後~
~メンテナンス前~
~メンテナンス後~